2011/08/25
制作のネタバレを少し。
最初のダンスシーンは、ハイっ、MMDですよ。もちろん。
しかもフリーの3Dモデルにフリーのモーションデータ。
脚が超細い女の子でしたので、横に130%比率で太くしてます。それでもあの美脚…。
で、MMDで作った動画をPremiereで読み込み、ドロップシャドウの影のみを透過50%でオーバーレイトラックで処理してます。
さすがにここはPremiereならではの作業ですね。他のソフトじゃ作りこみは大変かも。
チェッカー模様はFlashで作成してます。1パターンのみを作って、色を変え、水平反転、垂直反転で汎用しています。元の色は最後に出てくる赤色で作ってました。swfファイルをまんま、Premiereで読み込み、後の色は全部Premiereのほうで色調補正…世の中便利だ。
イラストはすべてpsdファイルで1600×1200ピクセルのデータをいただきました。
絵師さんの技量で動画のつたない箇所はカバーしてもらってます。
で、これまたPremiereだとまんまpsdファイルをそのまま読み込み可能なんですよね。
紅茶のティーカップとポットの動きははこれまたFlashで制作。ポットから流れる紅茶はFlashのペンツールで手描き。swfファイルは透過で読み込み可能なため、Flashソフトはかなり動画制作に有利なツールですね。
ああ、無理してでもAdobeのSuite買っててよかったよ。(^_^;)
学生さんなら無理してでもSuiteのアカデミック版購入をおススメしますよ。
結局Adobeのソフトがあれば他は必要ないですから。(ただしパソコンのスペックがそれなりに必要ですけどね(爆))
テレビ画面の政治家さん、これはPhotoShop CS5でパペットワークで1枚絵を動かしたものです。初めてこのパペットワークを使ってみましたが、うむむむ、これはなかなか便利かもっ。自分で支点を決めてカーソルを動かすとグリグリ絵が変形しちゃうんですな。
ホント、ここまでやっていいの?というぐらいに便利な代物。これからの動画制作にも使えそうなツールです。
動きそのものはこれまたPhotoShopのpsdファイルをまんま、Flashに読み込んで短い動画を作りました。
次のテレビ画面は別コラボで作ったミクさんのボカロ動画をそっくり読みこんで、ちょっとノイズ加工をしています。
テレビ画面はモニタのところにオーバーレイトラックで映像はめ込みができるけど、私の場合はモニタにマスクをかけて、下層にある映像を見せています。
歌詞の文字はAfter EffectsとPremiereで作りました。
フォントサイズは通常はこれより小さいことが多いけど、今回は歌詞がやや難しい言葉の羅列ということもあって、文字を大きめ明朝で…というのが音楽師さんのご要望でした。